
なぜか武相荘へ行くと雨が降る…。
2月の「白洲次郎ファンクラブ」オフ会然り。今回も然り。
4月の講演のときは降らなかったけれど…。
でも、しっとりと雨につつまれた風情が、ここには似合うのだ。

2月のオフ会時は、主婦の友社さんの「ハピ☆キャリ!」の
取材とさんまさん司会のフジテレビの番組のインタビューと
であわただしく、ゆっくりと武相荘を堪能することが出来なかった。
4月のときは、後の予定が詰まっていて、講演後、さっとお茶
をしただけで帰った。
しかし、今回は取材もなく、番組収録もないので、誰に気を使う
こともなく、のんびりと展示物を眺めることが出来た。
今回の展示は、白洲次郎からトヨタのソアラ開発担当者に宛て
た私信や、武相荘から軽井沢への道のりを原稿用紙の裏に認
めた直筆の地図など、珍しいものが並び、彼の英文の達筆と、
邦文のラフな筆致の違いなども味わうことが出来、ファンとしては
こころなごむひとときだった。
北先生の講演は、「白洲次郎 占領を背負った男」を執筆された
経緯、白洲次郎の功績とその魅力、NHK制作・来年オンエア
予定のドラマの裏話など。4月の講演と、PHP発行の月刊誌
「歴史街道8月号」掲載記事と、最新情報を織り交ぜたもので、
楽しく聞かせていただいた。

萱葺き屋根の白壁に、夏の名残の青い朝顔が二つ三つ。
そして、門の上を覆う柿の枝には、たわわに柿が実り、「柿の実
の落下にご注意ください」との札が情味を感じさせた。
崖の下には、ひと群れの彼岸花、そして名も知らぬ青い花、黄色い花…。
自然と人が共生する、カントリー・ジェントルマンの終の棲家を堪能した。

by yoko at 2006年10月02日 | Comments (0)