ジャズと私と素敵な夜
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さんまさん、ひどいわ!
2006年07月20日
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昨晩TBSにてオンエアされた「明石家さんま特番 白洲次郎に会いに行く」
を観ました。

が、さんまさんと次郎は完全なミスマッチでした!

宮沢喜一元総理はじめ、帝国ホテルの犬丸一郎さん、作家の辻井喬
(堤清二)さん、次郎の娘婿の牧山圭男さんなど、素晴らしい方々に
インタビューしているのですが、その度にさんまさんのオーバーな
リアクション、下品な笑い、相手の方を茶化したような態度、次郎に
対する敬意のかけらもない姿勢に不快感を感じました。

一番がっかりしたのは、さんまさんが自称白洲次郎ファンであり、
番組ホストでありながらも、次郎について何もわかっていないこと。

たとえば、「次郎が人間を判断するときには、卑しいか卑しくないか
ということを基準にしていた」というくだりでは、次郎の本を読んで
いれば、もっと次郎の価値を前面に押し出すコメントができたでしょう。

地位や名誉を求めることなく、ただ人の役にたつことを望んだ次郎の
あり方というところに、辻井さんは次郎の「卑しくない生き方」を
アピールしたかったのに、さんまさんが不勉強なために、すべて茶化
して、落としどころを滅茶苦茶にしてしまうのには絶句しました。

また、次郎が手作りした武相荘収蔵品の数々についてのコメントでは、
「周りの人を信じられないからすべて自分でやっってしまうのだ」
などというさんまさん自身の考えとごっちゃにしていました。
それは正反対!
そうではなく、あの品々には、木製品をよく手作りするイギリス人の
道具を愛する心の影響と次郎の家族への愛情が感じられるところに
意味があるのです。

さらに、宮沢氏の「あの時代に日本のために、次郎がひとりで立ち
向かっていたことを、知らない人が多いということを付け加えておき
たい。」という結びの言葉に対しても、「そりゃ誰も知らないでしょ
うね~!」みたいな軽薄なコメントで呆れるばかり。

すべての人が占領軍にひれ伏しても孤軍奮闘した次郎の思いをそこで
高めてくれなくては意味がない!

「もうちょっと勉強しろよ!あなたは次郎本の一冊でも読んだのか?」
と言いたくなるようなコメントばかり。

次郎が観ていたら、喝を入れたに違いない…と思われるほどでした。

せっかくインタビューに応じてくださった、各界のみなさんのよいお話
をさんまさんが、いちいちぶち壊していました!

それに、すぐに自分を前面に出そうとする、自分と比較して話そうとする。
勘違いも程ほどにしてほしい!

しかし、最後に、長年軽井沢ゴルフクラブの受付をしていた女性への
結婚祝いの話が、次郎の人となりを伝えていて、ほっとさせてくれ
ました。
(次郎がカンパを募ったと いう封筒には、メンバーである各界有名人
の名の数々が、金額とともに書かれていました。その中には、
ノーベル平和賞の佐藤栄作さんの名も!一介の従業員のために、
そういう真心で接してくれる次郎…感涙です♪)

そこだけが唯一の救いでした。



by yoko at 2006年07月20日 | Comments (0)

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